2024.2.14
G FORCE DRIVER DEVELOPMENT PROGRAM 始動

G Force Engineering による才気あふれる 10 代のレーシングドライバー育成プログラム
今季はオセアニアから 2 名、スイスから 1 名、計 3 名を選出

株式会社 G Force Engineering(以下 G Force Engineering(ジー フォース エンジニアリング)、代表取締役社長:岡澤 優 (おかざわまさる))は、レーシングドライバーとしての才能を鍛え上げ国際レースの舞台へステップアップを目指すジュニアドライバーの育成プログラム『G FORCE DRIVER DEVELOPMENT PROGRAM』(ジー フォース ドライバー デベロプメント プログラム)を始動させます。

2024 年のプログラムでは、ニュージーランドからセバスチャン マンソン(Sebastian Manson)選手、オーストラリアからジェシー レイシー(Jesse Lacey)選手を、そしてスイスからミハエル サウター(Michael Sauter)選手の計 3 名を選出し、2024 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP(フォーミュラ リージョナル ジャパニーズ チャンピオンシップ、以下 FRJ)にエントリーします。

本プログラムでは、3名のドライバーは2つのチームに分かれてエントリーしますが、両チームともにG Force Engineering 代表の岡澤優が監督として総指揮をとります。岡澤は、チームゴウのメンバーとしてル・マン 24 時間レースをはじめ国際レースを多数経験しており、また、国内トップカテゴリーのSUPER GT(スーパージーティー)および SUPER FORMULA(スーパーフォーミュラ)での実績も豊富です。

ドライビングコーチにはル・マンウィナーであり、現在も SUPER GT などで活躍を続ける荒聖治選手を起用。また、日本を代表するレーシングカーデザイナーおよびエンジニアである湯地浩志(ゆちひろし)氏を主任エンジニアとして迎えました。本プログラムにおいて、G Force Engineering は国際レースの実践で培ってきた優れたエンジニアリングをベースに、ステップアップを目指してミドルフォーミ ュラのレースを戦う 10 代のドライバーに必要な要素をさまざまなアプローチで提供していきます。

今シーズンの FRJ は 2 月 21 日に鈴鹿でプレシーズン合同テストに参加し、セブ(セバスチャンの愛称)とジェシーの 2 名は初めて日本のサーキットを走ることになります。FRJ の開幕は合同テストから2 週後の週末、3 月 9-10 日に、同じく鈴鹿サーキットで 3 レースが開催され、セブ、ジェシー、そしてミハエルの日本のサーキットを舞台とした 2024 シーズンの戦いの火ぶたが切って落とされます。


セバスチャン マンソン のコメント
「今シーズン、日本でフォーミュラ・リージョナルに参戦できることをとても嬉しく思っています。鈴鹿のような世界的に有名なサーキットで刺激的なレースができることを心待ちにしています。また、今回このプログラムに選出されたことは大変名誉に思っており、チームとともに戦っていくことにとてもワクワクしています。」

ジェシー レイシー のコメント
「このような素晴らしい機会を与えていただき、とても嬉しく思っています。ずっと日本のレースを経験したいと思っていました。日本には世界有数のサーキットがありますし、フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップの今季開幕が待ちきれません。今年は僕のキャリアのハイライトになることは間違いありません。G フォースからサポートを得て戦うことを楽しみにしています」

ミハエル サウター のコメント
「先ず、全てのサポーターの皆さん、チーム、そしてスタッフの皆さんには、この様な素晴らしいチャンスを与えて頂いたことに本当に感謝しています。日本のエキサイティングなサーキットでのレースやライバル達との出会いに、今とてもワクワクしています。初めて鈴鹿サーキットを訪れたのは 2015年、11 歳でした。その時はまさか自分がここフォーミュラカーでレースをすることになるとは思いもしませんでした。今シーズンは、自分にとってチャレンジであると同時に、トップチームと共に最高の環境で戦うことのできる、素晴らしくエキサイティングな時間になると感じています。チャンピオンシ ップを戦う為に、常にベストを尽くします」





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>>> ProgramAnnouncement_GFE20240214E(English)


2024 G FORCE DRIVER DEVELOPMENT PROGRAM
<選手プロフィール>

氏 名: セバスチャン マンソン
国 籍: ニュージーランド
生年月日: 2008年2月7日(16歳)
身 長: 185cm
体 重: 70kg
血 液 型: O型 Rh+
エントラント名: バースレーシングプロジェクト(BRP)
ゼッケン: No. 55
 

6歳からカートに乗り始め、ニュージーランド、オーストラリア、およびイタリアでのレースに参戦。 12 歳の時に自動車レースに移行。
2022 年モータースポーツ ニュージーランド エリート アカデミーに最年少で選出され、また、2023 フェラーリ アカデミー オセアニア & パシフィックの候補上位 6 名にも選出された。
聖ケンティガン カレッジの学生であり、日本語講座をとって 1 年になる。
余暇はシム・レーシング、ジムでのトレーニング、またその他のモータースポーツに関連するアクティビティを楽しんでいる。栄養学にも関心あり。

キャリアハイライト
2023 サウスアイランド フォーミュラ フォード 優勝11回
2023 サウスアイランド フォーミュラ フォード ポール トゥ ウィン3回
2023 ノースアイランド フォーミュラ フォード 優勝3回
2023 ノースアイランド フォーミュラ フォード ポール トゥ ウィン1回
2023 フォーミュラ フォード ウインターシリーズ 優勝3回、表彰台6回獲得
2022 フォーミュラ フォード ウインターシリーズ 優勝3回
2022 ノースアイランド フォーミュラ フォード 優勝3回
氏 名: ジェシー レイシー
国 籍: オーストラリア
生年月日: 2006年12月14日(17歳)
身 長: 168cm
体 重: 66kg
血 液 型: O型 Rh+
エントラント名: Bionic Jack Racing(バイオニック ジャック レーシング)
ゼッケン: No. 53

ジェシーは、数々のオーストラリア選手権での実績を誇る家系の 3 代目として、まさに “Born to Race”、レースをするために生まれてきました。
ジェシーのレーシングドライバーとしての旅は 2016 年、彼が 9 歳の時にスタート。驚くべきことにそのデビューイヤーにカデット 9 部門でオーストラリアの年間最優秀カーター賞に輝きました。
彼の国際レースデビューは 2019 年 10 月で、150 人以上の競争相手を凌ぎ、初のレースでポールポジシ ョンを獲得。またその後、世界各地から集まった 100 人以上のドライバーに打ち勝ち、名誉あるサヒ・トロフィーを手にしました。

キャリアハイライト
カートについてはキャリア115戦で85回の表彰台を獲得。実にカートレースでの表彰台獲得率は約75%にのぼります。また、ジェシーは州、国、そして国際レベルで複数の勝利を積み重ね、主要なジュニア・イベントのほとんどで優勝を果たしてきました。

フェラーリ ドライバー アカデミー 2021
2021 年、ジェシーはオーストラリアと NZ の FDA タレント・サーチで勝利し、10 月にイタリアに飛んでフェラーリ・ドライバー・アカデミーに参加。彼は世界中から選ばれた 3 名の候補者と、2022 年にフェラーリと契約を結びフォーミュア 4 イタリア選手権のシートを競い合いました。ジェシーは 4 名中最年少で経験も浅く、2021 年の最終的な勝者にはなれませんでしたが、他の才能ある候補者たちと素晴らしい戦いを繰り広げ、それまで以上にレースに対して真摯に向き合うことにつながりました。

FIA F4 US Championship
2023 年には、16 歳にして初挑戦した US F4 選手権で 4 位という快挙を達成。
表彰台 6 回、優勝 1 回、2 位 3 回、3 位 2 回を獲得し、ポールポジション 2 回、ラップレコード 1 回を含む素晴らしい成績を残しました。

氏 名: ミハエル サウター
国 籍: スイス
生年月日: 2004年10月5日(19歳)
身 長: 168cm
体 重: 57kg
血 液 型: A型 Rh+
エントラント名: バースレーシングプロジェクト(BRP)
ゼッケン: No. 5

ミハエルは、レースをする傍ら車体修理の見習いとして勤めています。また、余暇にはフィットネスをしたり、テニスをしたり、冬休みにはスキーをしたりして身体を鍛えています。
ミハエルの曾祖父、クルト・サウターはスイスのレーシングカーやスポーツカーの製造会社を営み、自ら設計・製造したレーシング・スポーツカーで、国内だけでなく国際レースでも好成績を収めていました。それから 74 年後、彼の曾孫であるミハエル・サウターは、ファミリーチームで F4 モノポスト・レーシングカーをドライブし、ファミリーの伝統を引き継いでいます。

キャリアハイライト
2023 FIA フォーミュラ リージョナル ジャパニーズ チャンピオンシップ もてぎ大会スポット参戦
2023 FIA F4 チェコ チャンピオンシップ参戦
2022 ADAC Formula 4 13 位
2021 ADAC Formula 4 ルーキーオブザイヤー2 位獲得
2012 カートレース開始。デビュー戦で 3 位表彰台を獲得



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