2023.11.26
2023 Formula Regional Japanese Championship ラウンド 6 Race 16 決勝レポート


ミハエル・サウター選手がポールトゥウィン

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP (フォーミュラ・リージョナル・ジャパニー ズ・チャンピオンシップ =FRJ) 2023のレース16が、11月26日、スポーツランドSUGOを舞台に争われ、97号車のミハエル・サウター選手(Bionic Jack Racing F111/3)がポールトゥウィンで最終戦を締めくくりました。

小春日和となったスポーツランドSUGOでは、14時15分からレースがスタートしました。このレースでも、路面温度が低いことからフォーメーションラップを3周に増加。再びスターティンググリッドに着いたマシンが20周のレースに挑みました。スタートでは、2番グリッドの3号車・奥住慈英選手(Sutekina Racing)が好スタートを決めてホールショットを獲得。これにポールポジションのサウター選手、14号車エンツォ・トゥルーリ選手(TOM'S FORMULA)、98号車の小川颯太選手(Bionic Jack Racing F111/3)が続きます。

序盤はこの順位のままレースが推移しますが、5周目のストレートで奥住選手に並んだサウター選手が2コーナーでトップを奪還。その直後、2台の背後を走るトゥルーリ選手が2番手の奥住選手に襲いかかりますが、その際に接触してスピンを喫し、戦列から脱落することに。これにより、3番手に小川選手、4番手に27号車のリアム・シーツ選手(Sutekina Racing)が浮上しました。

サウター選手は、トップに返り咲いたあとは一気に後続とのギャップを広げ、独走状態を築いていきます。一方、1周目に最後尾までポジションを落とした45号車の大木一輝選手(PONOS RACING)が先行車を次々とかわして19周目には3位にポジションアップ。レースはそのままゴールを迎え、本来の速さを見せたサウター選手がポールトゥウィン。2位に奥住選手、3位に大木選手が続きました。

なお、マスタークラスは36号車のスカイ・チェン選手(SKY MOTORSPORTS F111/3)と99号車の近藤善嗣選手(KUJIRA Rn-sports-)は出走しませんでした。

最終戦までもつれ込んだシリーズタイトル争いは。ポイントリーダーの小川選手が4位、2番手のシーツ選手が5位でゴールしたことから、小川選手のチャンピオンが決定しています。
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