2023.07.22
2023 Formula Regional Japanese Championship ラウンド 4 Race 9 決勝 レポート


3番手スタートの奥住慈英選手が嬉しい初優勝

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP (フォーミュラ・リージョナル・ジャパニー ズ・チャンピオンシップ =FRJ) 2023のレース9が、7月22日にモビリティリゾートもてぎを舞台に開催され、97号車の奥住慈英選手(Bionic Jack Racing F111/3)が初優勝を果たしました。

モビリティリゾートもてぎで午後1時05分から、この週末最初のレースが始まりました。ポールポジションの小川選手は好スタートを決めてトップで1コーナーを駆け抜ける一方で、2番手グリッドの14号車のエンツォ・トゥルーリ選手(TOM’S FORMULA)は順位を落としてしまいます。代わって2番手に浮上したのは3番手スタートの奥住選手で、3番手は27号車のリアム・シーツ選手(Sutekina Racing)、4番手はトゥルーリ選手、5番手は3号車のミハエル・サウター選手(Sutekina Racing)が続きます。

スタートで出遅れたトゥルーリ選手は、トップの小川選手と遜色ないタイムで周回を重ね、4周目の最終コーナー起ち上がりからホームストレートでシーツ選手をついに捉えて3番手に浮上。一方、トップの小川選手は2番手以下との差を徐々に広げていきますが、8周目にスタート時点から抱えていたマシントラブルの影響により5コーナーでオーバーランを喫して、3秒以上あったタイム差が一挙に0.660秒まで縮まってしまいます。

その後、小川選手は何とかマシンをコントロールしてトップをキープしますが、12周目のV字コーナーでオーバーランを喫してグラベルにはまってしまいます。これで2番手の奥住選手がトップに立ち、後方から追い上げてくるトゥルーリ選手から逃げ切り、トップでチェッカーを受けて嬉しい初優勝を果たしました。そして、トゥルーリ選手は初参戦ながら2位表彰台を獲得し、3位はシーツ選手という結果になりました。

一方、マスタークラスはスタートで18号車のYUKI選手(NILZZ Racing)がトップに立ちますが、2周目に99号車の近藤善嗣選手(KUJIRA Rn-sports)が逆転。その後、差を徐々に広げていき、近藤選手は前回の岡山大会から4連勝のクラス優勝を果たしました。


レース9の模様は下記のURLでご覧いただけます。
https://youtube.com/live/JazgtfLDqFc
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