2023.06.11
2023 Formula Regional Japanese Championship ラウンド 3 岡山大会 レース8 レポート


リアム・シーツ選手が念願の初勝利

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP (フォーミュラ・リージョナル・ジャパニー ズ・チャンピオンシップ =FRJ) 2023のレース8が、6月11日、岡山国際サーキットを舞台に争われ、ニュージーランドから参戦中のリアム・シーツ選手が念願の初勝利を遂げました。

午前中に行われたレース7とは異なり、ドライコンディションとなった岡山国際サーキットでは、午後2時55分からこの週末最後の決勝レースが始まりました。注目のスタートは、2番グリッドの27号車、リアム・シーツ選手(Sutekina Racing)が好スタートを決め、真っ先に1コーナーへ。これをポールポジションの98号車・小川颯太選手(Bionic Jack Racing F111/3)、3号車の金丸ユウ選手(Sutekina Racing)、14号車の奥住慈英選手(Buzz Racing)、そして97号車の岩澤優吾選手(Bionic Jack Racing F111/3)が追う展開になりました。

シーツ選手はすぐさまトップ集団を抜け出します。一方、2番手の小川選手は、シーツ選手の約1秒後方にからマーク。周回を重ねるごとに3位以下とのギャップを広げ、オーバーテイクのチャンスを虎視眈々と狙います。

そしてレース中盤、小川選手はときおりファステストラップをマークする走りでシーツ選手との差を徐々に縮めていきます。一時1秒2あったギャップは8周目には1秒を切り、さらに15周目にコンマ476秒まで迫っていきました。

それでもシーツ選手は小川選手のプレッシャーをものともせず、レース終盤までトップを守り切ります。最終的には小川選手よりコンマ485秒早くフィニッシュラインを通過し、来日8戦目にして念願の優勝を手にしました。2位は小川選手、3位は金丸選手でした。

唯一マスタークラスにエントリーしている99号車の近藤善嗣選手(KUJIRA Rn-sports)は、全体の7番手で完走を果たしています。

レース8の模様は下記のURLでご覧いただけます。
https://youtube.com/live/ABv9GJWaRH4

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