2023.06.10
2023 Formula Regional Japanese Championship ラウンド 3 岡山大会 レース6 レポート


小川颯太選手がスタートでの遅れを克服してポール・トゥ・ウィン

FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP (フォーミュラ・リージョナル・ジャパニー ズ・チャンピオンシップ =FRJ) 2023のレース6が、6月10日、岡山国際サーキットを舞台に争われ、98号車の小川颯太選手(Bionic Jack Racing F111/3)がポール・トゥ・ウィンを果たしました。

曇り空のもと、岡山国際サーキットでは午後2時ちょうどから、この週末最初のレースが始まりました。ポールポジションの小川選手がスタートで少し出遅れる一方、2番グリッドの27号車のリアム・シーツ選手(Sutekina Racing)が好スタートを決めてホールショットを獲得。しかし、小川選手はシーツ選手から離されまいと食らいつき、すぐに2コーナーでトップを奪い返します。その先のアトウッドカーブではシーツ選手にインを狙われましたが、小川選手はなんとか堪えてトップを死守します。

2周目に入り、小川選手とシーツ選手のバトルは続きますが、シーツ選手は2コーナーで勢い余ってオーバーラン。この間に、97号車の岩澤優吾選手(Bionic Jack Racing F111/3)、3号車の金丸ユウ選手(Sutekina Racing)にパスされて4位までポジションを落としてしまいました。

おかげで楽な展開になった小川選手は、ここから2位以下とのギャップを広げていきます。一方、注目の2位争いは、金丸選手が岩澤選手に迫る場面もありましたがオーバーテイクするには至らず、また、4位のシーツ選手も金丸選手についていくのが精いっぱいでした。

最終的には、小川選手が2位の岩澤選手に7秒591の大差をつけて、ここ岡山ラウンドの最初のレースをポール・トゥ・ウィンで飾り、2位の岩澤選手、3位の金丸選手とともに表彰台を獲得しました。唯一マスタークラスにエントリーしている99号車の近藤善嗣選手(KUJIRA Rn-sports)は、全体の5番手で完走を果たしています。

レース6の模様は下記のURLでご覧いただけます。
https://youtube.com/live/FbsVNySTTY0
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